Be Natural with Arts

"いつもこころに太陽を"

台風の夜中の独り言〜働き方〜

またもや内と外の循環の為の日記です。

この前、「わたし、定時で帰ります。」というドラマの最終話に何故か考えさせられたので、その話をしようと思います。

第1話〜最終話まで観続けてきたのは、ずっと興味がある「働き方」にフォーカスしていたドラマであることと、私の本業が同業界だったのですごく共感部分が多かったからです。

転職を何回もしてきた身からすると働き方をずっと自由にもっと自分に合った働き方をということを頭に置いて、大きなくくりでの業界と職種は変えずにここまできました。

ブラック企業で深夜を超え、徹夜で仕事もしたし、内気な人間が体育会系の会社で働いたり、自分の将来必要であろうスキルのためと割り切って職種を変えたら全然自分の性格と合わなかったり、辛い経験もしました。本当に有難いことに、今の職場には恵まれ、なんとか好きな職種と好きな業界に関われているし、残業もほぼない生活をして趣味や副業の時間が作れるようになりました。今を一言で言うと「楽しい。やってることすべてが面白い。」です。

何を言いたいかと言うと働き方って選択肢が多くなるほど悩むし、年が上がるにつれて転職も難しくなる傾向になるのかもしれないし、気力も体力も落ちていきます。でもブラックな企業でもグレー企業でもいろんなことを学べました。

自分でも自称するほど社会不適合者だと思っているし、人とろくに目も合わせることができないコミュ障な感じだし、今まで辛かった経験の方が多いけれど、その時の経験が今に活きているようなことを最近周りから言われたような気がして、あの寂しくても頑張った経験は無駄じゃなかったのかと何故か救われたような気持ちになって、涙が出そうになるほど嬉しかったのです。日本では働き方改革が進みつつはあるものの、長い間働いてる人からするとまだ新しい環境に馴染めない感もある人もいるんじゃないでしょうか。

ドラマで長時間労働をするのはよくないと言うことだけではなく、長時間労働する理由を映していました。

仕事が遅れていること以外に、自分の価値を仕事によって見い出す為、居場所を作る為、家に帰ってからの孤独から逃げる為など。今までいろんな人に出会ってきたし、そういう人もいっぱい見てきました。私もその中の一人かもしれません。それが最終話を見て、やっと感じました。あの時みんな残っていたのはそれぞれ事情があったのかと。

でも確実に言えることは、体力と精神力は強弱関わらず誰もが持っています。それを無視して無理をし続けるとどうなるか。

まず体に支障が出てきて、やっとメンタルにも支障が出てるなと気づく。そうなってからじゃ遅い。治療は個人差はあるけれど長い休養が必要になるし、治療の期間も長いと言われている。何故このようなことを書くかと言うと、私も前に同じような経験があったから、たまに思い出して恐怖が襲ってくるのです。ドラマ中でもどんなに経験者が忠告したところで仕事に没頭してメンタルが麻痺してる人には響かない。それもわかっています。

何が言いたいかと言うと、今はまだ勇気が必要な時代かもしれないけれど、働き方は選べる時代になってきたし、多くの人が転職をしている。個人の人生は十人十色だから、自分で選択していかなくてはいけないんだといつも思っています。

私は多分今循環が少しずつできるようになったから、楽しいんだろうなと思います。本業は好きなことをやっているし、副業にしたい学びも興味があるからこの歳になっても学ぶことができて嬉しいし、楽しい。楽しいの感情がいっぱいすぎて、自分の内側が破裂するんじゃないか、過去に動けなくなった日々を思い返すと、この楽しいはいつまで続くのかと不安と恐怖でいっぱいですが、毎日の積み重ねで未来につなげていこうと思います。

言いたいことがまとまらないのでここでこの記事は終わりにします。

辛かった時も言葉が通じなくても親切にしてくれて今でも連絡を取ってきてくれる同僚に感謝しながら、ふと考え込んだ夜でした。おやすみなさい。

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