Be Natural with Arts

"いつもこころに太陽を"

2020年明けまして

明けましておめでとうございます。

随分ブログの更新の間隔が空いてしまいました。

もう少し気楽にサクサク更新できればしたいなーと思っているところです。

 

新年も明けまして、大きく二つ出来事がありました。

1つは昨年末に叔母さんが他界しました。

親戚づきあいがあまり得意な方ではない私にとって結構距離感が近くお話しできる叔母さんで、歳はまだ60歳前半での早い他界でした。

危ないと母づてに聞いてから1週間、今週末はお見舞いに行こうと思っていた前日の金曜日、仕事から家に帰って今亡くなったことを知り、すぐ病院に駆けつけました。

1時間前は息していたその体はまだ温かくて、こんなにも人の死を目の当たりにするのは10年ぶりぐらいでしょうか。お化粧をささっとしたその姿はまだ眠っているようで、現状が信じがたかった。私より年下のいとこは涙しつつもテキパキことをこなし、その横で無力な私は涙をこぼしながら一言も言葉を発せずに叔母さんの顔をただただ見つめていました。

それから1週間後に無宗教のお通夜や告別式をし、若くして亡くなった叔母さんの人生を彼女の友人やご家族から知りました。ここ6年間、がん治療で自ら治療を選び探し抜いて頑張っていたこと。多くの仲間に支えられていたこと。ベトナムでの里親支援をしていたこと。叔母さんは私がベトナムに行くことに唯一興味を持ってくれる方でした。

 

ひと段落ついて、喪中ではありますが家にそのご家族を呼びささやかながら食事をして年明けをお祝いしました。私はこのような場所は本当に苦手だったけど、その時はとてもいい時間を過ごしたなと心が温まるような感じがしました。悲しいけど、癌の経過を横でずっとみてきたご家族は肝が座っていて私には到底できなかった。

これからまだやるべきことはあるけれど、

私はというと人の死について考える時間が増えました。「何が起こるかわからないから好きなことをしなさい。」「慕ってくれる人を大事にしなさい。」どこかでいつも誰かがそう呟いているかのように感じます。

でも「はて、どうやって?」がその次の質問で必ず来る。

「はて、どうやって幸せとやらを感じることができるの?」

 

そして2つ目の出来事は、一旦カフェ関係から遠のくということ。

去年を振り返ると資格勉強で忙しく、途中からバイトもはじめ飲食業界に足を入れようとしていました。副業として。周りから言われる、「あなたはカフェが本業で食べていくの?」「なんで今更アルバイト?」「どっちがやりたいの?」の質問の嵐。その度にちゃんと答えられない自分と私のもやがかかった心を置き去りしたまま、資格を取得した自分のプライドとしてアルバイトを始めました。

資格習得は形を残していない私が何かになりたかった。この歳で学校に通い、何かを学んでみたかったが大きいです。資格勉強は楽しかったし、大変だったけど、途中で気づいていました。プロ意識が高い業界なんだな、そして私の気持ちは「副業」とでしか捉えられなかった。この業界の人からしたら、マジで怒られそうですが。

 

結論、アルバイトを超ド短期で辞めました。7つぐらい離れた若い人から、教えてもらったことや注意されることを何故か自尊心を否定されたような気になったり、副業だからって本業バリに頑張らなくてはと思っていたのに、飲食業で必須な笑顔が出来なかったり、人とうまく喋れなかったりして、珈琲に触れる前に辞めたいと店長に言っていました。歳とともに自分にこびりついている無駄なプライドが邪魔をして、素直になれなかったこと。あと辞めるときに「残念です」と店長に一言言われたこと。この歳でこんな辞め方をしてしまったこと。どれも情けなくて、後悔ばかりで自分に落ち込む年明けでした。今も毎日届くバイトラインを退会できないまま、ため息をついています。

 

落ち込むことが多くて、google先生で検索していたら、さんまさんのquoteがささりました。

落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているから、うまくいかなくて落ち込むのよ。

人間なんて、今日できたこと、やったことがすべてやねん。

まさにこの通りだなと。自分のこと過大評価しすぎなんです。過小評価してたら、落ち込まないで出来たことへの嬉しさや達成感ばかりになるのに無駄な過大評価で自分を苦しめていることに気づきました。

 

年明けからこの出来事は辛いぞー!と何年かぶりに風邪になっただるさの中、書いていたら、誰も読まないであろうこんな長文になりました。

成人の日に成人から10年たった私が思うこと。

もっと柔軟に息するように生きたい。心に嘘はつけないなー!と思いました。とさ。

 

今年もよろしくお願いいたします。

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誰かのquote